井上亀夫展「テディベアとその周辺」②

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3月28日の土曜日からおこなわれる
井上亀夫さんの展覧会「カメオ博」の続報です。
きょうは、井上さんの人となりを少し掘り下げてみます。

カメオベアーについて一問一答

●いつから作り始めましたか?
1980年頃より作成始めました。
●なぜ作り始めたのですか?
イギリスでは「我が子のために親やおばあさんが古布でベアーを
作ってあげる」という話に感銘をうけて。
現在の趣味、ハーレーを古いパーツで作り上げる趣味とも一致しています。
●どれくらい作ったのですか?
数を競うものじゃないのですが総制作数約1000体以上。
半数以上を売却済。うち特注が約100体です。
●どんな苦労と喜びがありますか?
苦労と思ったことはありません。ただ生きて行くこと全般に言える
 『継続はたしかに力なり』。
喜びは頭の中と出来上がりがシンクロした時です。
●どれくらいの時間で作れるものなのですか?
物にもテンションにもよります。最小4時間くらいから無限。
●どんな風に作っていくのですか?
洋服や絵と全く同じです。まずデッサンをし、パターンを起して見本立体作成します。
カタチを調整して。最初のイメージを大切にして試行錯誤しながら作成していきます。
●制作する上で自慢できる点はどこですか?
考えたこともないですが、画家やミュージシャンのように自分は天才と
思ってクリエイトすること。出来ることです。
●カメオベアーにはどんな特徴があるのですか?
基本的には古布にて作成することです。デッサンからくることもあるし
古布を見て感じてカタチが出来上がることが多々あります。
カメオベアーといいながら最近はベアー以外のものばかり作っています。
●どんな評判がありますか?
見ていただいた人、購入していただいた人、注文していただいた人。
それぞれに喜んでいただいているとは思いますが、商売ありきから始まって
いないので、万人に受ける物をという考えは全然ないです。
●これまでにどんなエピソードがありますか?
カメオベアー作成を始めて多くの人と知り合えたことには大変感謝しています。
和洋問わず古布が好きになり、古物商の弟に頼んで市まで連れて行ってもらったりしました。
やはり昔の物は良い。物(布)から人がみえてきます。
このことはオールドハーレーにもいえることなんですが・・・。

ナルホドナルホドです。
https://www.another-day.co.jp/book_cafe/event/
「カメオ博 テディベアとその周辺」Kameo Inoue Exhibition 2009
開催期間:3月28日(土)-4月5日(日)
時  間:12:00-19:00
* 平日はスタジオ撮影利用等により作品をご覧いただけない場合がございます。
平日に起こしの際には、LIONスタジオまで展示の状態をお問い合わせください。
作家本人は土日には会場に おりますので、土曜日、日曜日のご来場をおすすめいたします。
入  場:無料
会  場:LION BUILDING STUDIO

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
ワークショップ:テディベア制作教室も楽しみです。アナザデイ 

2009/2/20/niwashi

* 今週末の土日ライオン・カフェは、2月21(土)
「くさかんむり店長」の予定です。あずきとコーヒーをお楽しみください。
* 22日(日)は撮影業務のためお休みさせていただきます。
https://www.another-day.co.jp/book_cafe/cafe/

* 3月7日(土)のライブイベントは
御存知浅草貴婦人会のパノラマレビュー「Twilight lost cabaret」です。
https://www.another-day.co.jp/book_cafe/event/
こちらもお見逃しなく。

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