2008年5月アーカイブ

次回イベントのお知らせ~「あずきとコーヒー」

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6月の7日8日の土日ライオンイベントは、
「あずきとコーヒー」です。

お祖母さんが和菓子店を営んでいて、いつか自分もお店を持つのだ、という
まかなえさとこさん。
静かな闘志を燃やし、日々豆を煮続け、あんこを作り続け、
ついに「くさかんむり」という屋号での出発の日を向かえました。
試食会で食べた、やさしい味の、小豆の味がしっかり伝わる素朴な手作りあんこの味を
今でもしっかり覚えています。ちょっと懐かしい感じがします。
浅草にも、LIONカフェにもぴったりかも知れません。
もなかや、白玉をそえて出そうかな・・・って言ってました。
(私も楽しみです。ぜひぜひ、ご賞味ください。)

当日のもう一つの目玉は、和菓子に合うようにブレンドされたコーヒーです。
普段土日ライオンでお出ししているコーヒーは「トナカイコーヒー」が焙煎された
豆をフレンチプレスで抽出しています。
器具の調達、コーヒーの入れ方、砂糖やミルクの使い方、アイスコーヒーの入れ方も、
カフェオレの入れ方も、トナカイさんに手取り足取り教えていただきました。
6月の7日8日にはそのトナカイコーヒーさんが和菓子ブレンドをハンドドリップします。
(いつもより、ちょっとおいしい、一味違ったコーヒーを堪能ください。)
http://www.tonakai-coffee.com/

6月7日8日の土曜日、日曜日。
どうぞご家族、お友達、恋人と、お誘いあわせの上お越しください。

土日ライオンスタッフ一同

ゴロ・ゴロ

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古くは、「巨人、大鵬、卵焼き」
それから「地震、雷、火事、親父」
もひとつ「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」
あっそれ「よめいりしたこたしたばってん」
どっこい「ピーチクパーチクひばりの子」・・・
7・5調のリズムのせいでしょうか。
なんだか妙に印象に残っていますねぇ。

「土日ライオン」という名前は、最初
Saturday & Sunday CAFÉ Produced by LION Gallery
なんて、ちょっとすかしてみようとしてたのです。
ところが、自分達で打ち合わせしていて、
どうもいちいち長ったらしくていけないと。
で、土日ライオン、土日ライオンって
言ってるうちに、いっそ「土日ライオン」にしませんか?
どうですか?って誰かが言い出して、
「いいじゃない、ダンデライオンみたいで」ってこれまた
妙な合いの手で、すんなりこの名前になりました。
わかりやすいしね。その通りだし。
なんだか、ゴロがいいんですよね。

そのあとはもう、花屋だといえば「花屋ライオン」
屋台だといえば「TEKIYA LION」
金曜日にもお店を開けるとなれば「週末ライオン」
お酒モードでいこうとなれば「Bar de LION:バル・デ・ライオン」
(コムデギャルソンみたいじゃなーい!・・・だって)
七輪で干物を焼こうといえば「七輪のライオン」
いつかパン屋を開く時には「パン・デ・ライオン」だー。だって。
けたけた笑いながら仕事してます。
でも、まあ、ネーミングって、大事ですよね。

なんだかお天気がすぐれませんが、
百合の花が咲きました。

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
うかれてばかりはいられない、土日ライオンです。

08/05/30/庭師

気になる気

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元気ですかぁー!?
元気があれば、何でも出来る。・・・・・って名言ですなぁ。
気合だぁー!・・・・・ってのもありますね。

気がつくと、気をつけてみると、
「気」が随分とあちこちにありますね。頻繁に使ってますね。
元気・勇気・やる気・・・なんて、小学校の教室に貼ってありそうな言葉。
気が向く、気が合わない、気が強い、気に食わない、気にしない。
天気、空気、電気、雰囲気、殺気、気分、気品、気力・・・

その気にさせないで・・・なんて歌がありましたね。
気になるアイツ・・・なんて歌はあったかなぁ?
その日、資本の無い奴は、勇気を出した。・・・なんてキャッチコピーがありました。

天気ですかぁー!?
雨でーす!!
LIONカフェ、夜の部の準備も着々と進行中です。

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
気持ちを一つにがんばっている、土日ライオンです。

08/05/29/庭師

凸と凹

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人は感情を渡しあう。
明るい感情は明るく伝わり、
怒りの感情は怒りを呼び込む。
焦りのムードは仲間を浮き足立たせ、
暗い雰囲気はチーム全体を陰鬱な集団へ変えてしまう。
「笑う門には福きたる」とか「売り言葉に買い言葉」とか
そういうことなのですね。
挨拶が大事なのは、平和に暮らす知恵なのですね。

それでも、人それぞれです。
たとえば、しっかり仕事をこなすけど、
人付き合いが不器用な人(職人気質とか言われたりする)と、
どこか仕事がゆるい気がするのだけど、
誰とでも如才なくわたりあえる人・・・がいるわけです。
おかみさんとだんなさん。ピッチャーとキャッチャー。
カメラマンとアートディレクター。社長と秘書。
北野武と森社長。宮崎駿と鈴木プロデューサー。
王選手と長嶋選手。兄と弟。彼と彼女。
凸凹がうまくかみ合っていいコンビで前進して行けたりします。
ひとりじゃぁ、できることもたかが知れています。

うまくいく。って大事ですよね。
今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。
でこぼこチームで前へ進んでいく、土日ライオンです。

08/05/28/庭師

初夏

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彼岸すぎから、入梅までのこの季節の気持ちよさ。

長袖のシャツ一枚で過ごせる、すごしやすさ。

日中は少しあせばむくらい。

冬のあいだに忘れていた、夏の日差しを思い出させる陽気。

  

気がつくと梅の実がマルマルと太っている。

梅は春に先立って咲きほこるので、おめでたい花として

長く日本で愛されてきたのですね。

この実はどうしようかな、

梅酒をつけようかな?ジャムにしてみようかな?

  

カフェも、やっぱりお天気のほうが忙しいです。

特に花関係の売れ行きに俄然差が出ます。

  

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。

お天気もちょっと気になる、土日ライオンです。

  

08/05/27/庭師

週末ライオン:BAR de LION のおしらせ

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お見えになったお客様の声をうかがっていて一番多いのが、
「平日も開ければいいのにー」というものと、もう一つが
「夜もやればいいのにー」の2つです。

本業のスタジオ業務や、撮影、コーディネート業務の話になって
自然と納得していただくのですが、最後には
「でも、やっぱりちょっと、もったいなーい」となったりします。
ありがたい話です。

で、今、いろいろとスタッフと話したり、シミュレーションしたりして、
準備にあてている金曜日とそれから土曜日の夜は
営業時間を少し延ばしてみようか!という話になりつつあります。
で、それにともなったお酒やおつまみのメニューも開発したりしています。

LIONビルの前を通りかかって、中に明かりが灯っていたら
ちょこっとのぞいてみてください。

少しばかり大人な雰囲気の「週末ライオン」です。

08/05/26/庭師

男と女

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カフェ。とういと、どちらかというと
女性の方の利用頻度が高いのでしょうか?
LIONカフェも、ケーキが自慢の一品だったりするので、
女性の方の支持率が圧倒的に高くなるかなぁー・・・
と想像していたのですが、
案外男性の、お客さんがひょこっとお一人でお見えになって
ビールなど飲んでいってくれるというシーンをよく目にします。

コレクターやアンティーク好き。
というジャンルは男性支持率が高そうですね。
読書好き。というのは、どちらが多いんでしょうか?
クリエイティブやファッションに対する関心度合いも、今や共通ですね。
「花」や「植物」といっても決して女性だけのものではありません。

キウィの花が咲きました。
キウィには雄樹と雌樹があるんですね。

今日ものぞきにきてくれて、ありがとうございます。
男性にも女性にも楽しんでもらえるお店をめざす、
土日ライオンです。

08/05/26/庭師

ライオンビル屋上より

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夕焼けはいつみてもきれいですが、
雨上がりの日はまた格別です。

雨上がりの日曜日。
もうすぐ閉店時間のライオンビル屋上より。

今日も沢山の方とお話できました。
一人で来られたお客様。
木苺サイダーを注文してくれた、かわいい女の子。
写真集を熱心にみていたカップル‥‥

来て下さってありがとうございます。
また是非いらして下さいね。

暮れゆく空をみながら。

眼鏡

質と量

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お店作りをしていて気づくことはたくさんあるのです。

そのうちの一つが「質と量」の関係。

お客さんに商品を提供するのですから、

「質」が大事なのは言わずもがな。な、お話です。

で、意外とやっていて気づくのが「量」のことなのですね。

 

店構え、だとか、お店らしい・・・って何が決め手かというと、

ぱっと見は、実は「質より量」だったりするのです。

本屋さんだって、私たちは膨大な何万冊もある本を

すべて見るわけにも、もちろん買うわけにもいかないけど、

あれだけ、ずらーっと並んでいるから、

無意識に「本屋さんらしい」と思えるのですね。

安心して本屋さんに入れるのですね。

メニューの品数とか、席数とかもそう。

 

たとえば土日ライオンの店先には小さな、ほんとに小さな

花屋も営んでいますが、ここだって、一つ二つの花があったって

ちっともそれらしくない。それらしくないと見向きもされない。

ある程度の「量」が、どばーってあってはじめて

「あら、ここ、お花屋さんなの?」ってことになる。

「あらちょっと素敵じゃなーい!」ってことになる。

「らしい」だけではなく、売れていくことにも関係がある。

たとえば、花一種類とってもそう。ある程度の数があるうちは売れていくけど、

残り一つになると、ぴたっと存在を無視されるようになる。

植木鉢もそう。一つ、二つじゃだめで、だーって積んでくと、

「むむー、、、植木鉢も必要かもー!?」となる。

(それで花屋さんは、残り一つをおまけでくれるんだね)

 

心理学ですなぁー。

 

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。

心理学の勉強にもなる、土日ライオンです。

 

08/05/23/庭師



かたばみ

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都心にいると、自然が少ないからか、かえってよく雑草を見るようになります。
「かたばみ」などは本当によく見かけるものの一つ。
雑草というけれど、割とかわいらしいもので、黄色あり、ピンクあり、大あり小あり。
時に群生などに出会うと、ちょっと目を見張るものがありますね。

「かたばみ」は「酢漿草」とか「傍食」「片喰」「片葉三」などと書くとあります。
葉っぱの一部が欠けているような形(ハート型)をしているのがその由来ですね。
子供の頃に遊んでいて、噛むと酸っぱいことを知っていたから、
てっきり「難食」で「かたばみ」だと思い込んでいました。

「はみ」といえば、馬の口に咬ませる馬具、轡(くつわ)の一部を「はみ」と言いますね。
「羽目をはずす」は、「はみをはずす」がその由来だという説があります。
「はみ」がないと馬は制御不能になりますからねぇ。

「馬と」いえば、埒が開かないの「埒」は馬場の周囲に巡らせてある柵のことだそうです。
なるほど。語源て面白いですねぇ・・・・。

あれ、何の話でしたっけ?

いい天気です。
今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
他愛も無い話も大好きな、土日ライオンです。


0/05/22/庭師

台風一過

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「台風一過」のことを子供のころは「台風一家」だと思い込んでいました。
「一過」なんて言葉、知らないもんね。子供は。
「バカボン一家」とか「ドボチョン一家」は知ってるけど・・・・
こんな人は、私だけではないはずだ。

子供の頃のほうが、台風に対しての記憶が、強い。
雨戸を閉めたり、木戸を打ち付けたり、大人たちが殺気立って
用水路を見回ったり、近所に呼びかけあったり・・・
翌日は、翌日で、木々が倒れていたり、川の様子が一変していたり、
看板が外れていたり、瓦が飛んでいたり・・・・
一晩じっと家の中で我慢していた人々が、とにかく片付けるよりほか無いのだと
文句も言わずに作業を続けていたのを憶えている。

子供の頃のほうが記憶が強いのは、
何も台風に対してだけではない。
お正月だって、夏休みだって、映画だって、お祭りだって、
なんだって、子供の頃のほうが、記憶が強いのだ。
台風に変わりは無く、自分の気持ちが変わったんですね。

知識が増える代わりに物事に対する刺激が減ることを
「知恵の悲しみ」
と言うのだそうです。

アメリカンジャスミンが咲きました。
和名は「匂蕃茉莉(においばんまつり)」
茉莉はジャスミンのことで、蕃は外国のことなんですって。
勉強になりました。

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
台風なんかじゃびくともしない、土日ライオンです。

08/05/21/庭師

OPEN

17日に土日LIONはなんとか、OPENしました。

三社祭は、やはり例年よりも人手は少なかったらしく、

それでも、土日ライオンにとっては、2重のイベントでした。

スタッフみんな、プレッシャーと意気込みと不安と期待とが

入り混じった、言いようの無い高揚感の中でのスタートとでした。

コーヒーも、ケーキも、ビールも木苺サイダーも、

とにかく売れてよかった。お客さんが入ってくれて、ホントよかった。

一週間前のプレオープンのときは、

お店を開けていてもお客さんはそんなに入るわけでもなくて、

ま、まだほんとにOPENしているわけじゃないからな・・・

なんて自分に言い聞かせながら、やはり「一抹の不安」はなくなるもんじゃなく

でも、17日の3時ごろにカフェが満席になった時には

なんか他人事のようにうっかり「凄い」と思ってしまいました。

店先に立っていると、通り過ぎる人の声や、お店に入って

行く人のつぶやきが、聞こえてくるんですが、

みなさんホントに良く言ってくれています。

「あ、こんなの出来たんだ」「なんか、おしゃれだね」「こういうの、好き」

「そうそう、ここカフェ始めたんだって」「面白そうじゃない」「変わってるね

ぇ」

その前の、1週間、2週間の取り組みが、近所の人に少しずつ浸透していました。

棟梁や、舞扇屋の女将さんも、いろいろ口を利いてくれたかもしれません。

隣のケーキ屋さんも、藪そばの女将さんも、向かいのもんじゃ焼きの女将さんも

その先のフランス料理のスタッフも屋台のたこ焼きを買いに来て、

エールを送ってくれました。ありがたいことです。(あったかいです、浅草)

まだまだ至らぬ点もありますが、少しづつですが、進化していきたいと思います

土日にご足労いただいた皆様にお礼を申し上げます。


ブログも、ちらほら「見てるよー」などという声が聞こえたり、

「少なくとも一人は毎日見てる人がいるのを忘れないでねー」なんて

身につまされることを言ってくれる人が現れてくれたり・・・しています。

月に一度くらいのペースで、ささやかなイベントを

企画していこうと考えていますから、楽しみにしていてください。


今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

という気持ちでいっぱいな土日ライオンです。


08/05/19/庭師

いよいよ

いよいよ、5月17日に土日ライオンがオープンします。

浅草では、三社祭の真っ最中です。


土日ライオンは、BOOK&カフェです。

本が置いてあります。そして、少しのアンティークと雑貨が置いてあります。

ブラジルから届いたオーナメントを見てください。

コーヒーは、トナカイコーヒーから自家焙煎豆を仕入れています。

コーヒーの入れ方を教えてもらって、特訓しました。

スイーツは、焼き菓子と生菓子の両方を用意してあります。

フランスで修行を積んだ、若きパティシエが腕を振るっています。

おなかがすいた方には、2種類のカレーがあります。

ビールは、ベルギー産のビールやスリランカ産のビール、その名も

「LIONビール」を用意しました。おつまみも、ちょっとあります。


隣のガレージでは、別部隊が「たこ焼き」を焼いています。

その名も「TEKIYA LION」です。

お祭りの日に、少年の心を忘れずに、颯爽とデビューします。

店先では、花とグリーンを販売します。

こちらは、「花屋ライオン」です。お部屋に、緑と花をと爽やかな香りを。


三社祭に来てください。

そして、その帰りにちょっとLIONビルに遊びに来てください。


どうぞよろしくお願いします。

今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。

ちょっとドキドキしている、土日ライオンです。


08/05/16/庭師

類は友を呼ぶ

類は友を呼ぶ。
とは、よく言ったものです
少し前、よく連れだっていた遊び仲間は、中心人物が
音楽関係方面に強いアートディレクターだったこともあって、
その面子は、・グラフックデザイナー・編集者・イラストレーター
・ミュージシャン・そのマネージャー・振り付け師・イベンター・TVマン・・・
などと言う連中ばっかりで、飲み屋などにたむろしている様子は、
ちょっと「かたぎ」じゃないにおいをぷんぷんとさせていた。
たまに職業がOLだったりする子がいると、
そのままあだ名が「OL」になってしまったりして、なんだか笑えました。
友達がそのまた友達を連れてくるので、自然とそうなっていくんですねぇ・・・

この「LIONビル」にもそんな見えないフィルターを通して、
人が集まってくる。ものが集まってくる。
主宰者の趣味、思考、センスを無意識に通った人が集まってくる。
「なんか違うな」というものは排除され、色は避けられ、音は流れず、
その雰囲気をお互いに望むものどうしがその場所に集うようになる。
その場にふさわしい人を連れてこようと思うようになる。

準備をしていると、道行く人がのぞきこんでいきます。
ライオンビルの雰囲気を、好きになってくれるでしょうか?

こちらにも、今日ものぞきに来てくれてありがとうございます。
雰囲気づくりにも余念がない、土日ライオンです。

08/05/15/庭師

雨の日


雨です。

雨の日って、世の中的には、どちらかというと残念なお天気の位置づけです。


高校生のときは、嫌いじゃありませんでした。

きつい部活が一休みできるからで、廊下や階段上り下りするのも筋トレも、

そりゃあ大変でしたが、外での練習に比べれば比較的楽だったからです。


今もそう嫌いではない自分がいます。

ひそかに「しめしめ」とほくそ笑んでる自分がいるのがわかります。

それはきっと、自分のうちに小さいながらも、「庭」があるからで、

そこにやたらと植物を生かしているからです。

この時期、たっぷりと雨が降ったあと、晴れ上がった庭先の木々や植木鉢からは、

待ってましたとばかりに若草色の芽や葉や蕾が出現したり伸びたりして、

おもわぬ変化が目の当たりにできるのが面白いんですね。

人は変化を求めて生きる動物なんです。きっと。


雨の日にこそ、ライオンカフェにお越しください。おいしいコーヒーと

おいしいケーキと、いろいろな本がおいてありますから。


今日ものぞいてくれてありがとうございます。

アートと音楽と小さな自然が好きな、土日ライオンです。


08/05/14/庭師


言うは易し、行うは難し

いやー、この仕事を進めていて、つくづくいろいろなことを実感します。
ことわざや格言、金言の類は世の中に数知れずありますが、
それをこんなにも身にしみて実感するってなかなかないことですね。
いっぱいあります。

たとえばですね
カフェのメニューひとつとっても、
「よくあるじゃない。あんな感じ、こんな感じ」って気軽に言うんですけど。
いざ決める。となると、これがなかなかふんぎりがつかないんですね。
値段決めるのも、品数を決めるのも、難しい。
レイアウトを決める。といのも難しかった。がらんとした室内で、
立ちつくして呆然としてしまったりします。(自分でもびっくりする)
「ほら、よくあるじゃない、看板とか」
「ほら、よくあるじゃない、ハーブとか」
「ほらよくあるじゃない、フライヤーとか」
でもまぁ、「よくあるじゃない」から始まるんですけどね。

考えてみたら「ほらよくあるじゃない・・・」は資料探しをしたりする時に
よく口にする。で、延々見つからない。ってことと同じだなぁと思ったりするわけです。
それは実に普段なにげなく言っていることなんですが・・・
気をつけなければいけませんね。

「かんながけ」とか、うっかりするとできそうに見えること、ありますよね。
「シュルシュルシュルー」って実にキモチよさそうに鉋屑が出てきて・・・。
でも、素人には絶対にできないという。
ショートゴロ、ゲッツーとか、簡単にできそうですよね。見てると。

簡単そうに見えて、じつは難しい。
やさしそうに見えて、じつは怖い。

やってみて、わかる。近づいてみて、わかる。

今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。
できることから始めている、土日ライオンです。

08/05/13/庭師

プレオープン

今日、5月11日
土日ライオンはひっそりとプレオープンをしました。

大きな宣伝はせず、
お店の前に看板を出しただけの営業でしたが、
何人かのお客様が来て下さいました。

コーヒーを召し上がったり、
商品をご覧になってるお客様をみて、
準備期間には感じることの出来なかった
充実感を味わうことが出来ました。

私たちスタッフにとって、大切な、素敵な一日になりました。

コーヒーを指導して下さったトナカイコーヒーさん、
その他、色々と助けて下さった皆様
足を運んでくださったお客様
どうもありがとうございました。

そして、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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眼鏡

新着雑貨

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ブラジルよりが教会小物が届きました。
オーナメントとしての使用はもちろん、パッケージも素敵ですから
そのまま部屋飾りとして使うのもおすすめです。
プレゼントにもどうぞ。


5月17日よりカフェにて販売致します。
写真の他にも色々な種類がありますので、是非ご覧になって下さい。
ご来店をお待ちしております。


m.m.m

創作の喜び

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なにかと人はいろいろと表現をしたがるものですね。

文章で表現したり、歌で表現したり、踊りで表現したり、絵で表現したり、
写真で表現したり、肉体で表現したり・・・。
喜びを表現したり、悲しみを表現したり、孤独を表現したり、
夢や希望を表現したり、
何者か知れないエネルギーのようなものを表現したり、愛を表現したり・・・。
で、それって自分と他者、自分と世の中、自分と世界との関係性をどこかで確認するような、
手段や手がかりのようなものをどこかでまさぐっている作業のような気がするのですね。

底の見えない井戸があったら、ちょっとそばの石を落としてみたくなるじゃないですか?
「チャポーン」って音が聞こえて、どこか満足するという。それで納得するという・・・。

で、庭で収穫したさくらんぼと私との関係性をはっきりさせるために、ジャムにしてみました。
勝手に実るままに実らせていたもので(選別したわけでも、肥料を与えたわけでもなく)
まずくはないけど、飛び上がるほどうまいわけでもない。しかし、ちょとした量がある。
で、ジャムにしました。よく洗って、種を取り出し、砂糖を加えてぐつぐつ煮込んで、
ぼやけた味を引き締めるために、塩とレモン果汁を少々。
煮沸消毒した空き瓶につめて終了。
これはこれで、楽しいもんですね。うれしいもんですね。

今日ものぞいてくれてありがとうございます。
浅草でもちょっと創作している土日ライオンです。

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収穫の喜び

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毎年この季節になると、2メートルほどに伸びた庭の桜の木に、さくらんぼが実る。
実は、木を植えた時には、さくらんぼが実るなんて知らなかったから、
さくらんぼを最初に木に見つけたときには、ちょっとびっくりした。
去年とおととしは、確かせいぜい両手一杯くらいの量だったのだけれど、
今年は、冬にそばの夏椿の木を大家さんが切ったからか、(きっとそう)
小ぶりのかご一杯になるほど、思いのほか大量のさくらんぼの収穫になった。

なんでしょうね、この「収穫の喜び」って。
まだ、食べてもいないのに、味わってもいないのに、
乾きや空腹が満たされたわけではないのに。
それをイメージさせるチカラが、こんなにもあらわに脳ミソに刷り込まれてるんですね。

そういえば、イチゴ狩りも、ぶどう狩りも、潮干狩りも、みんなそうですね。
採ること、そのものにすでに喜びや楽しみがある。

太古の祖先は、うれしかったんだろうなぁ・・・。
「見つけたー!!採れたー!!!」って。
「これが今日のごはんだー、母ちゃんが喜ぶー!!」って。

今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。
ちょっとしたことに喜びをみつける、土日ライオンです。

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シズル感

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英語で言う「sizzle」がその語源で、もともとは肉がジュージューいう様子。
転じて、現在ではおもに広告表現での専門用語「人間の五感に訴えて購買意欲を誘う表現」
として使われます。まぁ、簡単に言えば、「おいしさ感」ですね。

よく晴れた休日の散歩の途中、目に飛び込んできた風景。
この、山積みにされたグレープフルーツ、「シズル感」たっぷりです。
その場でさくっと切って、目の前でぎゅっと搾ってくれるのも、「シズル感」ですね。
この日差しも、にこやかな女の子も、台にしているダンボール箱さえも
おいしさ感に一役買っているように思えてきます。

いやー、色んなところにヒントがありますね。
なんでもかんでも、参考に思えてきてしまう・・・・。

今日ものぞいてくれて、ありがとうございます。
ちょっと研究熱心な、土日ライオンです。


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はくぼ


GW真っ最中、今日も土日ライオンは準備に追われています。
オープン初日にむけてスタッたちは方々を駆けまわる日々です。
みなさんは、「薄暮」という言葉をご存知ですか?
いわゆる夕暮れ・日暮れの時間帯に雲が太陽光をさえぎり
空気全体が青く染まったような状態をそう呼ぶそうです。
その日の準備も終わりにさしかかったころ、
ライオンビルの床をワックスがけしている一人の女性スタッフが
一階の窓の外を見ながら、
「あたし、この時間好きです。夕方、暗くなってき始めた今みたいな時間 」と言いました。

「薄暮のこと?」と返すと、
「"はくぼ"って言うんですか?こういうの? へ〜」

彼女は言葉としてそれを耳にしたのは初めてで、
夕暮れのほんのひとときのその時間に名前がついていること自体に
おどろく反面、なんとなくうれしい様子。

「夏はね、もっと濃いんですよ。何ていうか・・空気そのものが」
「へえ。そうなんだ」
「しかも夏のこの時間帯って、すぐ終わっちゃうんです。ホント一瞬で。
すぐなくなっちゃうから、好きなんだと思います」

名前は知らなくても、その時間はたしかに彼女の生きる日々のなかに
ありました。
それぞれの人の中にだけある大切な時間。
ほんの一瞬でも、意識する日もしない日も、
なんとなく心安らぐ時間。

土日ライオンのオープンは5月17日です。
ここですごしていただく時間がみなさまにとっての
大切な時間になることを願って。

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はじめまして、その2

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ライオンビル1階のギャラリースペースでなにか面白いことができないか?って
お題が出されたのは、まだ桜も咲いていない3月のはじめ頃でした。
カフェというアイデアは当初から出てはいたものの、
ほかにも、花屋、コロッケ屋、本屋、クレープ屋とさまざまなアイデアがひしめき、
とりあえず、手元の資金でなんとか始められそうな、
たとえば「ガレージセール」のようなものを土日に開いて、来てくれたお客さんに
ちょっとお茶くらい出せるような気軽な感じのお店で・・・と、
それくらいなら、できそうじゃないかと、スタートしたのでした。

とはいえ、やり始めれば、やはり欲も夢も出てくるものですね・・・。
「どうせやるなら」ってやつです。

もう、雪柳はおわり、小手鞠が盛りな季節です。


覗いてくれてありがとうございます。
準備におわれる、土日ライオンです。

地図へ


2008.05.02 庭師

はじめまして

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はじめまして。

LIONビルは浅草にあります。

1934年に建てられたこのビルは、70年あまりの時を経て今に至り、ついにこの風格と
なりました。

通常は撮影のスタジオやギャラリーのスペースとして運営していますが、比較的空いて
いる、土日のちょっとしたあいまを利用してカフェを始めようと考えました。

コーヒーとスイーツと。ビールとちょっとしたおつまみと。それから、音楽とアートと
本を置こうと考えています。

どこか懐かしいこの空間で、静かで豊かな憩いのひと時を過ごしていただけたらと思い
ます。

オープンは、浅草の三社祭にあわせて、5月の17日、18日。
月に一度くらいは、なにかイベントを企画しようと思っています。

どうぞよろしくお願いします。遊びに来てください。

わたしたちは、土日ライオンです。

地図へ


2008.05.01 庭師

ホームページリニューアル

ホームページリニューアルいたしました。
頑張って更新していきたいと思いますので、時々のぞきに来てくださいね!

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